トラブルを未然に防ぐ!不動産屋を選ぶ上で知るべきことについて解説

不動産屋を選ぶ上で知るべきこと、としてトラブルの発生パターンについて詳しく解説しています。お部屋探し中の方は必見ですので、ぜひご一読ください。

近年ポータルサイトが発達してきた影響もあり、不動産屋をしっかり見る人が減少傾向にあります。そのため「トラブルに巻き込まれる」という人が増加しています。このトラブルを避けるためには「不動産屋をしっかり選ぶ」ということが大切です。そこで今回は「不動産屋を選ぶ上で知るべきこと」を解説していきます。

不動産屋を選ぶ上で知るべきこと

不動産屋を選ぶ上で知るべきことは「トラブルのパターン」です。パターンが分かれば回避も可能なのでぜひ押さえてください。

まず、不動産屋との間に起こるトラブルには、大まかなパターンがあります。そのパターンとして挙げられるのが
・不動産屋のやり方が悪質だった
・お部屋探しをしている側の知識が不足していた
以上の2つです。ここからは上記のパターンを具体例と共に解説していきます。

不動産屋のやり方が悪質だった

こちらのパターンで具体例として挙げられるのは、主に
・住みたかった部屋が釣り物件(おとり物件)だった
・こちらの希望条件をスルーして営業してくる
・数人で囲い込むような形になり退席できない
以上の3つです。順に解説していきます。

住みたかった部屋が釣り物件(おとり物件)だった

近年ポータルサイトなどの発達により「釣り物件」または「おとり物件」と呼ばれる物件が問題視されるようになりました。「釣り物件がなんなのか」を簡単に説明すると「貸しだす気のない物件」もしくは「既に入居が決まっている物件」の詳細を書き換え、街で見られる看板や、ポータルサイトをはじめとしたWebサイトに掲載しているものです。

なぜこのようなことをするのかですが「人を集めやすく、契約数もとれるから」です。不動産屋では同業同士が「レインズ」というWebサイトで物件情報を共有しているため「全ての物件が、どの不動産屋からでも紹介可能」となっています。そのため、自店舗に来店してもらうべく他店との差別化をはかろうとするわけです。

よく見られる差別化の例は
・初期費用カード決済可
・ポイントが付与される
・俳優や女優をCMに使っている
・よい物件ばかりを安くそろえている
などです。しかし当然、他の不動産屋も同じことをしますし差別化が難しくなっていくため、手段を選ばなくなる不動産屋が出てきます。この不動産屋が使う差別化の手段が「釣り物件」というわけです。

釣り物件が存在している場合、その物件の話を聞こうと来店した際には「成約済みとなってしまいまして…」といった話がされ、条件の異なる別の物件を紹介してきます。もちろん「本当にそうなってしまった」というパターンもありますが、こうした手法で人を釣る業者は少なくないので、一度は疑ってみてください。

この釣り物件は前述の通り「本当についさっき成約してしまった」というパターンがあるため「完全に白黒つける」というのが難しいです。しかし、それでも「見分けるポイント」はいくつか存在します。

釣り物件を見分けるポイント
釣り物件を見分けるポイントの主なものは
・あまりにも物件が好条件過ぎる
・口コミに釣り物件のことが書き込まれている
・他の不動産屋の条件とかけ離れている
以上の3つです。順に解説していきます。

あまりにも物件が好条件過ぎる

誰もが「あやしいなぁ」と思うことでしょうが、好条件過ぎる場合には注意してください。特に「人気のあるエリア」や「主要駅から徒歩5分」という条件にもかかわらず「家賃が安い」などの場合には赤信号です。いわゆる「わけあり物件」でもない限り、そんな美味しい話はありません。

そのため、まずはその地域の家賃相場などを調べ、気になった物件の価格と相場の間に大きな差がないかの確認をしてください。確認ののち、相場からかけ離れていた場合には「釣り物件の可能性」も視野に入れ、注意しておくことをおすすめします。

口コミに釣り物件のことが書き込まれている

これはまれなケースになりますが、GoogleMapなどにある口コミ評価を確認すると「成約済みと言われた物件が、その後もWebサイトに掲載されている」などの苦情を見られる場合があります。そのため、不動産屋へ足を運ぶ前にまずは、口コミ評価などを確認してみてください。

他の不動産屋の条件とかけ離れている

もしも「物件名がわかっている」という場合には、複数のポータルサイトで調べてみるのもおすすめです。調べてみて、他の不動産屋の条件とあまりに差がある場合には「釣り物件」という可能性が高いです。

釣り物件を用意していること自体が「だまそうとする意図のある行為」であるため「宅建業法違反」という犯罪行為とみなされます。だまされた場合、時間の無駄になりますし、今後の関係にも影を落とすことになり安心から遠ざかるため「あやしい」と感じたらその不動産屋は避けましょう。

こちらの希望条件をスルーして営業してくる

こちらの希望条件をスルーして営業してくる不動産屋には注意してください。例えば「どうしても2階以上の部屋がいい」と言っているにもかかわらず「このあたりで2階は厳しいものがありますね…。それよりもこの物件は1階ですがどうです?」などとさらっと流し他の物件を進めてくるなどです。全部がそうとは言えませんが「不動産屋にとって都合の良い物件を強引にすすめてきている」という場合があります。「自分の出した条件を少しも検討せず、他の条件ばかりをすすめてくる」という場合には注意してください。

数人で囲い込むような形になり退席できない

今ではかなり少なくなっていますが、それでも一定数いるようなので注意してください。パターンとして多いのは「1人で来たお客さん」を奥に座らせ、その横に1人、正面に1人という形で退席する道をふさぎ営業するというものです。契約に焦っている不動産屋に多く、強引にねじ込もうとしてきます。そのため心配な方は、可能な限り不動産屋へ複数人で向かうようにしてください。

お部屋探しをしている側の知識が不足していた

お部屋探しをしている側に必要な知識は
・火災保険は自分で選べるということ
・この不動産屋限定という物件は、ほぼないということ
以上の2つです。順に解説していきます。

火災保険は自分で選べるということ

初期費用には、よく火災保険料の項目があります。火災保険の加入は義務ですが「どこの保険に入るか」は実を言うと自由です。そのため「大家や管理会社が選んだ火災保険」に入る必要はありません。「少しでも安くしたい」という方は一度調べることをおすすめします。また高い火災保険に加入させ、報酬を得ている不動産会社もあるため注意してください。

この不動産屋限定という物件は、ほぼないということ

これは前述した通り「全ての物件は、どの不動産屋からでも紹介できる」ということです。例外はあるのですが「売主があまり宣伝を望んでいない」という場合が大半であり、この不動産屋限定という物件は、ほぼありません。

そのため「不動産屋に不満や不信感を抱いた」という場合には、無理せず他の不動産屋へ向かいましょう。事情を話して物件名を言えばすぐに紹介してくれますので、安心してください。

まとめ

不動産屋を選ぶ上で知るべきことについては、お分かりいただけたでしょうか。前述の通りトラブルのパターンを知れば、回避が可能です。自身が渦中に巻き込まれないよう、しっかりとパターンを押さえてください。